ジオスター、上期経常を50%上方修正、通期も増額、未定だった上期配当は無配継続

配信元:株探
投稿:2023/09/07 15:00
 ジオスター <5282> [東証S] が9月7日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の5億円→7.5億円(前年同期は8.2億円)に50.0%上方修正し、減益率が39.2%減→8.9%減に縮小する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の7億円→9.5億円(前期は15.4億円)に35.7%上方修正し、減益率が54.6%減→38.4%減に縮小する見通しとなった。

 同時に、従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針とした。下期配当は引き続き未定とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 第2四半期(累計)業績の売上高につきましては、セグメント製品の増加を主因に増加し、120 億円(対前回予想3.4%増)となる見通しです。損益につきましては、売上増に伴う利益増とプロジェクト損益の改善により、営業利益及び経常利益は7億50 百万円(対前回予想50.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億90 百万円(対前回予想40.0%増)となる見通しです。通期業績の売上高につきましては、プロジェクトの期ずれ等により、248 億円(対前回予想6.1%減)に減少するものの、損益につきましては、上期損益改善と下期生産量の確保等により、営業利益及び経常利益は9億50 百万円(対前回予想35.7%増)、当期純利益は5億60 百万円(対前回予想40.0%増)となる見通しです。(注)上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

 当社グループは適正な利潤の確保に努め、健全な発展と永続性を目指し、収益状況に対応した適正な配当維持に努力することを基本方針としております。また、内部留保を充実し、企業体質の強化と将来の事業展開に備えたいと考えております。収益状況に対応した適正な配当の指標としては、連結配当性向年間30%程度を目安といたします。当社の事業特性により、収益が上期・下期で大きく変動することから、期末配当の1回とすることが適切であると考え、誠に遺憾ながら当期の中間配当につきましては見送ることといたしました。なお、当期の期末配当予想につきましては、現在のところ未定であります。配当予想額の開示が可能となった時点で速やかに開示致します。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
287.0
(12/23)
+2.0
(+0.70%)