◆ ようやく反落… - “145円半ば”
「介入ラインを探る(いわゆる肝試し相場?)」が継続する中、東京タイム序盤には“146.547円”へとさらに上値を伸ばす場面が見られました。
しかしその後は“上値の重さ”が目立つ中、“145円半ば(安値は145.621円)”へと押し戻されて、昨日の取引を終えています。
◆ ただし“崩れた”わけではない…?
こうして昨日記した“そろそろ”が示現した格好になりますが、決して“崩れて”いるわけではありません。
要因としては『中国、人民元安阻止に向けてドル売り介入強化』や『中国恒大集団、米国で破産申請』等が考えられますが、基本的には“巻き戻し(ポジション調整)”と見るのが自然な状況でもあります。
そうなると“頭打ち→反落”と見るのは、やはり早計といわざるを得ない…?
◆ あくまで“ポジション調整”と見たいところ…!?
“8/7~8/17の38.2%押し”とほぼ重なる“8/14安値(144.637円)”を下回らない限り、テクニカル的には“頭打ち→反落”と判断しづらいところがあります。
逆にいえば「そこまではポジション調整のみでも可能」ということになりますが、米10年債利回りは幾分“低下(→4.25%)”も、まだ“高止まり”というのが実状といえます。
一方で今朝方発表の本邦CPIは“伸び鈍化(+3.3%→+3.1%:コア前年比)”が示されており、「日銀緩和策解除」への道のりは“まだ遠い”と見るのが妥当な状況といえます。
週末特有の動きには注意が必要とはいえますが、あくまで“ポジション調整”と考えつつ、いい水準まで押した後は“再び上値模索”と見ておく必要がありそうです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
148.836(22/10/31-11/1高値)
148.441(22/11/3-4高値)
148.000(大台)
147.830(ピボットハイブレイクアウト)
147.574(22/11/7高値)
147.080(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:146.937(22/11/8高値、大台)
上値4:146.789(22/11/9高値、ピボット1stレジスタンス)
上値3:146.581(22/11/10高値、8/17高値《年初来高値》)
上値2:146.404(8/16高値)
上値1:146.000(大台)
前営業日終値:145.858
下値1:145.621(8/17安値)
下値2:145.470(ピボット1stサポート)
下値3:145.305(8/16安値、8/7~8/17の23.6%押し)
下値4:145.161(+1σ)
下値5:145.000(大台、ピボット2ndサポート)
144.637(8/14安値、8/7~8/17の38.2%押し)
144.544(ピボットローブレイクアウト)
144.471(日足・一目均衡表転換線)
144.359(8/11安値)
144.030(8/7~8/17の50%押し、大台)
143.436(8/7~8/17の61.8%押し)
143.260(8/10安値、20日移動平均線、7/28~8/17の38.2%押し)
142.998(8/9安値、7/14~8/17の38.2%押し、大台)
《11:05》
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