大森屋、4-6月期(3Q)経常は96％減益、未定だった今期配当は15円実施

　大森屋 <2917> [東証Ｓ] が8月10日大引け後(15:15)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比54.3％減の3億0700万円に大きく落ち込み、通期計画の3億5000万円に対する進捗率は5年平均の95.2％を下回る87.7％にとどまった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-9月期(4Q)の連結経常損益は4300万円の黒字(前年同期は9000万円の赤字)に浮上する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は15円(前期は20円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比96.3％減の800万円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の6.1％→-0.1％に急悪化した。

株探ニュース