多木化、上期経常が59％減益で着地・4-6月期も60％減益

　多木化学 <4025> [東証Ｐ] が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比59.4％減の7.2億円に大きく落ち込み、通期計画の19億円に対する進捗率は38.2％にとどまり、5年平均の60.1％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比13.5％減の11.7億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比59.7％減の4.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.7％→3.0％に急悪化した。

株探ニュース