不二家、今期経常を一転30％減益に下方修正

　不二家 <2211> [東証Ｐ] が7月28日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比78.2％減の6億円に大きく落ち込み、従来予想の24億円を下回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の58億円→39億円(前期は55.4億円)に32.8％下方修正し、一転して29.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.1％増の32.9億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常損益は5億円の赤字(前年同期は12.4億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.4％→-3.0％に急悪化した。

株探ニュース