富士紡HDが一時7%超高と急伸、国内有力証券は新規「バイ」でカバレッジ開始

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/07/26 10:15
 富士紡ホールディングス<3104.T>が急伸。株価は一時、前日に比べ7%超高に買われ年初来高値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は25日、同社株のレーティングを新規「バイ」でカバレッジを開始した。目標株価は4200円とした。研磨材部門で手掛けるシリコンウエハー及びCMP(化学的機械研磨)、炭化ケイ素(SiC)向け研磨材の中長期的な需要拡大に伴う成長を考慮している。23年3月期の液晶とHDD用研磨材の売上高比率は推定で16%にとどまる一方、半導体関連比率は70~80%まで高まっており、半導体市場が底入れから反転に向かう25年3月期は増益に転じるとみている。同証券では24年3月期の連結営業利益は前期比38.4%減の30億円(会社予想29億5000万円)の見込みだが、25年3月期の同利益は45億円となると予想している。

出所:MINKABU PRESS
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