◆ 往って来い+α - “139円回復”
昨日は“下値窺い”を見せつつ、しかし一気に“跳ね上がる”といった展開でした。
まず前日の反発を修正するかのように、NYタイム序盤にかけて“137.723円”へとほぼ一方向に値を落としました。
一方で昨日発表の米経済指標は“強弱混在”となったものの、マーケットの反応は初動を除き、“ドル買い(戻し)”でした。
さらに『持続的・安定的に2%インフレ達成にはまだ距離』との植田日銀総裁発言が飛び出したことで、これをキッカケとする“円売り(戻し)”も加わりました。
こうして一気に“139円台(高値は139.135円)”へと値を戻すと、概ねそのままの水準で昨日の取引を終えています。
◆ “ドル売り”に続き、“円買い”もとなれば…? - “一服感”台頭
こうして「米利上げ長期化観測後退」を背景にした“ドル売り”に続き、「日銀金融政策変更期待」を背景にした“円買い”も一服となりました。
そしてテクニカル的には、“139円台”には大きな節目が少ないものの、唯一存在するのが“ネックライン(7/17高値:139.408円)”ということになります。
そうなると突破できれば“140円回復”が見えてくる反面、突破し切れないと“138円台”へ押し戻されかねない分水嶺…。
トレンドを伴う“一方向への動意”は想定しづらく、基本的には“様子見”とは見られますが、“もう一段の巻き戻し”に関しては十分可能と考えたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
141.155(6/30~7/14の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
141.000(大台)
140.822(ピボットハイブレイクアウト)
140.718(日足・一目均衡表転換線)
140.360(7/12高値、50日移動平均線)
140.231(6/30~7/14の38.2%戻し)
上値5:140.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:139.564(-1σ)
上値3:139.408(7/17高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:139.135(7/18高値)
上値1:139.000(大台)
前営業日終値:138.842
下値1:138.625(7/18安値以降の38.2%押し)
下値2:138.430(日足・一目均衡表先行スパン上限、7/18安値以降の50%押し)
下値3:138.281(7/18安値以降の61.8%押し)
下値4:138.020(月足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート、大台)
下値5:137.723(7/18安値、7/14~7/17の76.4%押し水準)
137.615(50週移動平均線)
137.240(7/14安値、20週移動平均線)
137.102(100日移動平均線、ピボット2ndサポート)
136.988(200日移動平均線、大台)
136.574(週足・一目均衡表先行スパン上限/基準線、ピボットローブレイクアウト)
《10:55》
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