◆ さらにさらに深堀り… - “137円前半”
前日の米CPIに続き、昨日の米PPIでも「インフレ鈍化」が示唆されました。
このため「年内2回利上げ」との思惑にはさらに疑念が生じ、米国債利回りが“さらに低下”する中、為替では“もう一段のドル売り”が進行しています。
こうしてNYタイム終盤に“138円割れ”を示現したドル円は、本日に入って“137円前半(本稿執筆時までの安値は137.240円)”へとさらに深堀りするに至っています。
◆ ただし本日は週末、しかも3連休前…
こうして“ストップロス”を絡めながら止まるところを知らない“ドル売り”“円買い”ですが、急落した7日から見た下落幅は“7円弱”、先月30日の年初来高値から見るとすでに“8円弱”に達しています。
こうした中で本日は「本邦3連休前の週末」を迎えることになります。
“底打ち”するかはまだ微妙といわざるを得ませんが、一旦は“利益確定の買い戻し”が入ると見るのが自然です。
果たしてそれはどこか…?
◆ 節目の“137円ライン”にも接近中…!?
テクニカル的に見ると、“週足・一目均衡表先行スパン上限(本日は137.155円)/200日移動平均線(同137.093円)/100日移動平均線(同137.010円)”が並ぶ“137円ライン”が下値メドとして意識されやすいといえます。
止まらなければ“またストップロス”という可能性を頭の片隅に残しつつ、本日は“利益確定の買い戻し”を想定したいところです。
もちろん現時点では、あくまで“ポジション調整”ということになりますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
141.461(7/11高値、6/30~7/13の50%戻し)
141.338(日足・一目均衡表基準線)
141.000(大台)
140.651(6/30~7/13の38.2%戻し)
140.360(7/12高値、週足・一目均衡表転換線)
140.130(50日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、-1σ)
140.000(大台)
139.740(ピボットハイブレイクアウト)
139.607(6/30~7/13の23.6%戻し)
139.348(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:138.957(7/13高値、大台)
上値4:138.703(ピボット1stレジスタンス)
上値3:138.503(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値2:138.441(7/13高値後の61.8%戻し)
上値1:138.282(7/13高値後の50%戻し)
前営業日終値:138.057(月足・一目均衡表転換線、大台)
下値1:137.920(7/13安値、-2σ、5/4~6/30の61.8%押し水準)
下値2:137.666(ピボット1stサポート)
下値3:137.519(50週移動平均線)
下値4:137.429(5/19-22安値)
下値5:137.284(5/18安値、ピボット2ndサポート)
137.155(週足・一目均衡表先行スパン上限)
137.093(200日移動平均線)
137.000(大台、100/20週移動平均線)
136.629(ピボットローブレイクアウト)
136.296(5/17安値)
136.148(週足・一目均衡表基準線)
136.000(大台)
135.615(5/16安値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
《10:45》
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