決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … グッピーズ、アイドマＨＤ、イオン北海道 (7月12日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月11日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　チムスピ <4397>
　23年8月期の連結最終損益を従来予想の1億4200万円の赤字→1億8500万円の赤字(前期は9000万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

▲No.3　ホームポジ <2999>
　23年8月期の連結経常利益を従来予想の8億4800万円→1500万円(前期は7億1000万円)に98.2％下方修正し、一転して97.9％減益見通しとなった。

▲No.5　ＡＴＡＯ <3550>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期連結比47.5％減の5200万円に落ち込み、通期計画の1億円に対する進捗率は5年平均の90.0％を下回る52.0％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4397> チムスピ 　　　東Ｇ 　 -18.95 　　7/12　　　3Q　　　　赤拡
<7373> アイドマＨＤ 　東Ｇ 　 -18.28 　　7/12　　　3Q　　　 34.15
<2999> ホームポジ 　　東Ｓ 　 -17.57 　　7/12　　　3Q　　　　赤転
<5127> グッピーズ 　　東Ｇ 　 -10.58 　　7/12　　　3Q　　　 52.36
<3550> ＡＴＡＯ 　　　東Ｇ　　 -6.87 　　7/12　　　1Q　　　-47.47

<6552> ゲームウィズ 　東Ｓ　　 -4.76 　　7/12　本決算　　　　2.24
<4760> ＡＬＰＨＡ 　　東Ｓ　　 -4.45 　　7/12　　　3Q　　　　赤拡
<8244> 近鉄百 　　　　東Ｓ　　 -4.05 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<7512> イオン北海道 　東Ｓ　　 -3.75 　　7/12　　　1Q　　　 -7.98
<9720> グランド 　　　東Ｓ　　 -2.82 　　7/12　　上期　　　　黒転

<3160> 大光 　　　　　東Ｓ　　 -2.69 　　7/12　本決算　　　　7.32
<2653> イオン九州 　　東Ｓ　　 -1.68 　　7/12　　　1Q　　　166.63
<9993> ヤマザワ 　　　東Ｓ　　 -1.03 　　7/12　　　1Q　　　-71.04
<3174> ハピネス＆Ｄ 　東Ｓ　　 -0.76 　　7/12　　　3Q　　　　赤転
<7928> 旭化学 　　　　東Ｓ　　 -0.33 　　7/12　　　3Q　　　-65.08

<9661> 歌舞伎 　　　　東Ｓ　　 -0.21 　　7/12　　　1Q　　　　黒転
<8198> ＭＶ東海 　　　東Ｓ　　 -0.11 　　7/12　　　1Q　　　　7.72

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース