◆ さらに下落 - “140円前半”、本日に入って“140円割れ”も…
“残存”が上回った…。
“141円ライン”を東京タイムに割り込んだドル円は、あれよあれよという間に“140円前半”へと下落していきました。
一方で米10年債利回りは“幾分低下”したものの、“ほぼ高止まり”といった状況といえます。
このため“金利低下→ドル売り(戻し)”というよりは、やはり“ポジション調整→ドル売り・円買い”と見るのが妥当な状況といえそうです。
“ストップロス”も絡んでいる模様であり、本日に入ってからは“さらに下落(本稿執筆時の安値は139.368円)”するなど、留まるところを知らないというのが実状といえます。
◆ そろそろ“一巡”が頭を掠める…? - 米CPIを控えて…
もっとも本日は、その「米CPI」が予定されています。
このため“一巡”がそろそろ台頭してもおかしくなく、“さらなる下値模索”には『相応以上のリスクがついて回る』と見るのが自然ともいえます。
事前予想を見ると、総合が“前月比+0.3%/前年比+3.1%”であり、変動の大きい食品・エネルギーを除くコアが“+0.3%/+5.0%”となっています。
まずはここからの乖離具合が注目といえますが、一方でキーワードとなる“幾分鈍化”はすでに織り込まれた印象が強いです。
そうなると“相当の鈍化(例えばコア前年比が+5.0%割れ等)”にでもならない限り、「知ったら終い」「噂で売って、事実で買い戻す」にならないとも限らない…?
“ストップロス”を交えた動意は勢いがあり、イメージとしては“下方向”を意識せざるを得ませんが、冒頭で記したように、米10年債利回りは“ほぼ高止まり”というのが実状でもあります。
あくまでリバウンドかもしれませんが、“過度な期待(懸念?)”に偏ることなく、冷静に対処しながら、発表の時を待ちたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米CPIが予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。
143.911(6/30~7/11の76.4%戻し)
143.195(6/30~7/11の61.8%戻し)
142.997(7/10高値、大台)
142.828(20日移動平均線)
142.616(6/30~7/11の50%戻し)
142.458(ピボットハイブレイクアウト)
142.238(日足・一目均衡表転換線)
142.036(6/30~7/11の38.2%戻し、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:141.915(日足・一目均衡表基準線)
上値4:141.461(7/11高値)
上値3:141.320(6/30~7/11の23.6%戻し)
上値2:141.159(ピボット1stレジスタンス)
上値1:140.956(7/11安値後の戻り高値、-1σ、大台)
前営業日終値:140.359(週足・一目均衡表転換線)
下値1:140.162(7/11安値)
下値2:140.018(50日移動平均線、大台)
下値3:139.854(6/16安値、ピボット1stサポート)
下値4:139.342(ピボット2ndサポート)
下値5:139.285(6/14安値、5/4~6/30の50%押し
139.206(-2σ)
139.005(6/13安値、大台)
138.726(6/2NYタイム安値《米雇用統計時安値》、6/9安値)
138.598(6/2安値、ピボットローブレイクアウト)
138.418(6/1安値、日足・一目均衡表先行スパン上限)
138.231(5/24安値)
138.020(月足・一目均衡表転換線、大台)
137.911(5/4~6/30の61.8%押し)
《11:00》
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