決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … オンワード、Ｃ＆Ｒ、わらべ日洋 (7月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月5日から6日の決算発表を経て7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　わらべ日洋 <2918>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比45.7％増の24.1億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の39.5億円に対する進捗率は61.2％に達し、5年平均の42.8％も上回った。

★No.2　オンワード <8016>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の63億円→90億円(前期は53.1億円)に42.9％上方修正し、増益率が18.4％増→69.2％増に拡大する見通しとなった。

★No.3　大黒天 <2791>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比45.7％減の48.4億円に落ち込んだが、24年5月期は前期比25.9％増の61億円に回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2918> わらべ日洋 　　東Ｐ 　 +20.00 　　7/ 6　　　1Q　　　 45.72
<8016> オンワード 　　東Ｐ 　 +16.20 　　7/ 6　　　1Q　　　 84.27
<2791> 大黒天 　　　　東Ｐ 　 +14.73 　　7/ 6　本決算　　　 25.93
<8008> ４℃ホールデ 　東Ｐ　　 +5.57 　　7/ 6　　　1Q　　　 73.47
<4763> Ｃ＆Ｒ 　　　　東Ｐ　　 +2.96 　　7/ 6　　　1Q　　　 -5.90

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース