*16:45JST かっこ Research Memo(5):2023年12月期は減収減益を計画
■今後の見通し
● 2023年12月期の業績見通し
2023年12月期の業績は、売上高933百万円(前期比13.3%減)、営業損失187百万円(前期は176百万円の黒字)、経常損失190百万円(同154百万円の黒字)、当期純利損失190百万円(同100百万円の黒字)を見込んでいる。これは、2022年11月9日付の「主要取引先の事業終了に関するお知らせ」において公表したとおり、主要顧客への不正アクセス検知サービス「O-MOTION」及び決済コンサルティングサービスの提供を終了した影響である。一方で、EC市場の持続的な成長及びオンライン決済における不正被害の急増を背景に、法規制等の不正対策に対する社会的要請が高まるなか、かっこ<4166>の不正検知サービスのニーズは増加しており、機能拡充・サービス領域拡張といった将来の収益獲得に向けた投資を引き続き積極化させる計画である。
また前述のとおり、2月から初期投資リスクや運用コストを最小限に抑えたEC事業者向けの「SaaS型BNPLシステム」の提供を始めたほか、インターネット広告市場が成長を続けるなか、マーケティングDX事業を展開するバリュークリエーションとの資本業務提携により事業領域を拡大。さらに6月から、被害が急増しているクレマス対策として、「O-PLUX」の審査エンジンを活用し、高精度で検知する「不正チェッカー クレマスプラン」を業界最安値で提供開始するなど、新たなサービス展開による業績への寄与が見込まれると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
<AS>
● 2023年12月期の業績見通し
2023年12月期の業績は、売上高933百万円(前期比13.3%減)、営業損失187百万円(前期は176百万円の黒字)、経常損失190百万円(同154百万円の黒字)、当期純利損失190百万円(同100百万円の黒字)を見込んでいる。これは、2022年11月9日付の「主要取引先の事業終了に関するお知らせ」において公表したとおり、主要顧客への不正アクセス検知サービス「O-MOTION」及び決済コンサルティングサービスの提供を終了した影響である。一方で、EC市場の持続的な成長及びオンライン決済における不正被害の急増を背景に、法規制等の不正対策に対する社会的要請が高まるなか、かっこ<4166>の不正検知サービスのニーズは増加しており、機能拡充・サービス領域拡張といった将来の収益獲得に向けた投資を引き続き積極化させる計画である。
また前述のとおり、2月から初期投資リスクや運用コストを最小限に抑えたEC事業者向けの「SaaS型BNPLシステム」の提供を始めたほか、インターネット広告市場が成長を続けるなか、マーケティングDX事業を展開するバリュークリエーションとの資本業務提携により事業領域を拡大。さらに6月から、被害が急増しているクレマス対策として、「O-PLUX」の審査エンジンを活用し、高精度で検知する「不正チェッカー クレマスプラン」を業界最安値で提供開始するなど、新たなサービス展開による業績への寄与が見込まれると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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