大阪油化が一時S高で年初来高値を更新、再生航空燃料の1割義務化報道で精製需要拡大の思惑
大阪油化工業<4124.T>が年初来高値を更新。ストップ高の水準となる前日比400円高の1910円に買われる場面があった。同社は精密蒸留・精製を手掛けており、再生可能な航空燃料(SAF)の拡大は、事業にプラス効果をもたらすと市場で期待されている。こうしたなかで26日付の日本経済新聞朝刊が「経済産業省は2030年から、日本の空港で国際線に給油する燃料の1割を再生航空燃料(SAF)にすることを石油元売りに義務付ける」と報じた。政府主導によるSAFの普及拡大策により、事業規模が拡大するとの思惑から、個人投資家を中心に同社株に短期資金が流入した。
出所:MINKABU PRESS
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