*09:16JST 児玉化学工業---23年3月期は増収、主力のモビリティ事業が増収に
児玉化学工業<4222>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.4%増の153.89億円、営業利益が同43.7%減の3.81億円、経常利益が同25.4%減の4.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同54.7%減の1.89億円となった。
モビリティ事業の売上高は前期比9.05億円増の93.55億円、セグメント利益は3.20億円となった。国内自動車部門においては、部品供給不足とモデルの生産中止による建機農機の落ち込みと大型・中型トラック向け車両の減産で販売減となった。海外自動車部門においては、ピックアップトラック向けの販売が回復し増収となった。
リングスペース事業の売上高は前期比0.99億円減の51.92億円、セグメント利益は5.77億円となった。新規化粧鏡の受注や普及タイプの化粧鏡の需要は引き続き好調に推移したが、業務用空調部品は需要がやや落ち込んだ。
アドバンスド&エッセンシャル事業の売上高は前期比3.00億円減の8.41億円、セグメント利益は1.48億円となった。ゲームソフト用パッケージ事業は需要増により前年を上回り、また、エネルギー関連インフラ設備向けでは新規部品受注により販売増となった。前年度まで当事業に含んでいた自動車向け関連製品をモビリティ事業に移管したことにより、売上高は減少した。
2024年3月期の連結業績予想については、売上高が前期比7.2%増の165.00億円、営業利益が同101.8%増の7.70億円、経常利益が同59.6%増の6.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同100.9%増の3.80億円を見込んでいる。
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モビリティ事業の売上高は前期比9.05億円増の93.55億円、セグメント利益は3.20億円となった。国内自動車部門においては、部品供給不足とモデルの生産中止による建機農機の落ち込みと大型・中型トラック向け車両の減産で販売減となった。海外自動車部門においては、ピックアップトラック向けの販売が回復し増収となった。
リングスペース事業の売上高は前期比0.99億円減の51.92億円、セグメント利益は5.77億円となった。新規化粧鏡の受注や普及タイプの化粧鏡の需要は引き続き好調に推移したが、業務用空調部品は需要がやや落ち込んだ。
アドバンスド&エッセンシャル事業の売上高は前期比3.00億円減の8.41億円、セグメント利益は1.48億円となった。ゲームソフト用パッケージ事業は需要増により前年を上回り、また、エネルギー関連インフラ設備向けでは新規部品受注により販売増となった。前年度まで当事業に含んでいた自動車向け関連製品をモビリティ事業に移管したことにより、売上高は減少した。
2024年3月期の連結業績予想については、売上高が前期比7.2%増の165.00億円、営業利益が同101.8%増の7.70億円、経常利益が同59.6%増の6.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同100.9%増の3.80億円を見込んでいる。
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