新興市場銘柄ダイジェスト:ブティックスは年初来高値、Arentがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2023/05/12 15:27
*15:27JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ブティックスは年初来高値、Arentがストップ高 <9272> ブティックス 4740 +545
年初来高値。31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めることで投資しやすい環境を整えるとともに投資家層の拡大を図る。連結決算に移行する24年3月期の営業利益予想は10.18億円。展示会事業で開催エリアや出展規模の拡大を図る。単体ベースの23年3月期実績は前期比61.2%増の9.45億円となり、過去最高を記録した。

<4414> フレクト 2981 +500
ストップ高。24年3月期の営業利益予想を前期比114.5%増の5.53億円と発表している。クラウドインテグレーションサービスでDX支援の旺盛な需要を背景に堅調な引き合いを見込む。ドライバーの働き方改革クラウドのCariotサービスでも契約数の拡大を目指す。同時に発表した23年3月期の営業利益は0.7%増の2.58億円で着地した。クラウドインテグレーションサービスが牽引し、増益を確保した。

<2195> アミタHD 810 -134
一時ストップ安をつけ、年初来安値を更新している。23年12月期第1四半期(23年1-3月)の営業利益を前年同期比41.8%減の0.81億円と発表している。旧・川崎循環資源製造所の取引分が総額計上から純額計上となったほか、姫路循環資源製造所での非鉄金属原料の取扱量減少などが響いた。販管費の増加も利益を縮小させる要因となった。通期予想は前期比27.0%増の7.74億円で据え置いたが、進捗率は10.5%にとどまっている。

<5254> Arent 4610 +700
ストップ高。23年6月期の営業利益予想を従来の5.23億円から6.74億円(前期実績2.43億円)に上方修正している。主力事業のプロダクト共創開発セグメントで受注額が堅調に推移しているため。原価や経費の抑制に努めたことも利益を押し上げる見通し。第3四半期累計(22年7月-23年3月)の実績は4.99億円(前年同期比増減率は非開示)。建設業界から大型の受託開発の受注を背景に堅調に推移したとしている。

<3727> アプリックス 167 +30
一時ストップ高で年初来高値更新。23年12月期の営業利益予想を従来の0.52億円から1.52億円(前期実績0.49億円)に上方修正している。未収債権で想定以上の回収ができたことから貸倒引当金の取崩額等が販管費から控除されたほか、携帯電話事業者との回線契約交渉などのコンサルティングに関する事業で新規ユーザー数が増加傾向にあるため。第1四半期(23年1-3月)の営業利益は前年同期比651.2%増の0.81億円で着地した。

<7326> SBIインシュ 978 +30
大幅に続伸。28年3月期の経常利益目標を170億円とする中期経営計画を策定している。保険事業のイノベーターとして顧客の便益を高める商品・サービスを提供する保険グループを目指す。23年3月期の経常利益実績は前期比6.5%増の63.08億円。生命保険事業が堅調に推移したことから増益を確保した。24年3月期予想は26.8%増の80.00億円。年間配当予想は15.00円とし、前期(10.00円)から増配する見通し。 <ST>
配信元: フィスコ

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