ツカモト、前期経常を一転55％減益に下方修正

　ツカモトコーポレーション <8025> [東証Ｓ] が5月10日大引け後(16:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→1.3億円(前の期は3億円)に59.1％下方修正し、一転して55.0％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.9億円の黒字→トントン(前年同期は1.5億円の黒字)に減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．修正の理由　当連結会計年度における当グループの業績につきましては、ユニフォーム事業における大型案件の受注獲得が進まなかったことに加えて、健康・生活事業において巣ごもり需要が落ち着いたことによるテレビ等の通信販売が不振に終わったことなどが影響して売上減となり、さらに急激な円安や原料価格の高騰により利益率が低下し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益におきましても予想を下回る見通しとなりました。２．特別損失の計上　「ラルフ ローレン ホームコレクション」のライセンス契約が終了したことにともなう清算費用46百万円及び洋装事業における訴訟費用４百万円を特別損失に計上いたしました。　なお、この特別損失は上記「2023年３月期の連結業績予想の修正」に反映しております。（注）上記の業績予想の修正金額につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。