リプロセル <4978> [東証G] が5月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の1.3億円の赤字→1.1億円の赤字(前の期は5億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の1.3億円の赤字→3億円の赤字(前の期は5.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億円の赤字→1.8億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.棚卸資産評価損(売上原価)の計上(連結決算)当社が保有する新型コロナウイルスPCR検査事業関連の棚卸資産について、新型コロナウイルスの感染法上の分類変更等を含むPCR検査事業の環境変化を踏まえ、今後の販売可能性及び滞留在庫の判定を行いました。その結果、当連結会計期間におきまして、棚卸資産評価損51百万円を売上原価に計上いたしました。2.営業外収益の計上(1)受取利息(連結決算) 当連結会計期間におきまして、受取利息が第3四半期連結累計期間から15百万円増加し、43百万円を計上いたしました。これは主に、当社が保有する金融商品について有価証券利息を計上したものであります。 (2)為替差益(連結決算) 当連結会計期間におきまして、為替差益が第3四半期連結累計期間から15百万円増加し、21百万円を計上いたしました。これは主に、当社保有の外貨建て預金に関して当期末時点での為替相場による評価替えで発生したものであります。(3)投資事業組合運用益(連結決算) 当連結会計期間におきまして、投資事業組合運用益が第3四半期連結累計期間から31百万円増加し、45百万円を計上いたしました。これは、当社が出資している投資事業組合の投資有価証券において、投資事業組合運用益を計上したものであります。3.営業外費用の計上(1)持分法による投資損失(連結決算) 当連結会計期間におきまして、営業外費用に持分法による投資損失3百万円を計上いたしました。これは 新生銀行と共同運営しておりますベンチャーファンド「Cell Innovation Partners, L.P.」に対する持分法投資より生じたもので、決算報告に基づき持分法による投資損失を計上したものであります。4.特別損失の計上(1)減損損失(連結決算) 当社が保有する、主にPCR検査事業関連の固定資産について、今後の事業予測等を勘案し、監査法人とも協議のうえ、回収可能価額を慎重に検討した結果、減損損失として131百万円を計上いたしました。(2)投資有価証券評価損(連結決算) 当社が保有する投資有価証券の一部について、取得価額に比べて実質価額が著しく下落したため、減損処理により投資有価証券評価損52百万円を計上いたしました。※上記の減損損失、投資有価証券評価損は、いずれも現金及び現金同等物の減少を伴うものではありません。5.2023年3月期通期連結業績予想数値の修正(2022年4月1日~2023年3月31日)・ 前回発表予想との差異の理由売上高:主に海外子会社を含めた研究支援事業が好調に推移し、売上高の増加を大きく牽引しました。さらに、新型コロナウイルスPCR検査事業についても堅調に推移いたしました。また、為替が業績予想時の想定より円安となったことも寄与し、業績予想の修正を行うことといたしました。営業利益及び経常利益:当初の業績予想から大きな変動はありません。当期純利益:前述のとおり、当社において減損損失及び投資有価証券評価損を計上することとなり、業績予想の修正を行うことといたしました。※本業績予想につきましては、当社が現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億円の赤字→1.8億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
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会社側からの【修正の理由】
1.棚卸資産評価損(売上原価)の計上(連結決算)当社が保有する新型コロナウイルスPCR検査事業関連の棚卸資産について、新型コロナウイルスの感染法上の分類変更等を含むPCR検査事業の環境変化を踏まえ、今後の販売可能性及び滞留在庫の判定を行いました。その結果、当連結会計期間におきまして、棚卸資産評価損51百万円を売上原価に計上いたしました。2.営業外収益の計上(1)受取利息(連結決算) 当連結会計期間におきまして、受取利息が第3四半期連結累計期間から15百万円増加し、43百万円を計上いたしました。これは主に、当社が保有する金融商品について有価証券利息を計上したものであります。 (2)為替差益(連結決算) 当連結会計期間におきまして、為替差益が第3四半期連結累計期間から15百万円増加し、21百万円を計上いたしました。これは主に、当社保有の外貨建て預金に関して当期末時点での為替相場による評価替えで発生したものであります。(3)投資事業組合運用益(連結決算) 当連結会計期間におきまして、投資事業組合運用益が第3四半期連結累計期間から31百万円増加し、45百万円を計上いたしました。これは、当社が出資している投資事業組合の投資有価証券において、投資事業組合運用益を計上したものであります。3.営業外費用の計上(1)持分法による投資損失(連結決算) 当連結会計期間におきまして、営業外費用に持分法による投資損失3百万円を計上いたしました。これは 新生銀行と共同運営しておりますベンチャーファンド「Cell Innovation Partners, L.P.」に対する持分法投資より生じたもので、決算報告に基づき持分法による投資損失を計上したものであります。4.特別損失の計上(1)減損損失(連結決算) 当社が保有する、主にPCR検査事業関連の固定資産について、今後の事業予測等を勘案し、監査法人とも協議のうえ、回収可能価額を慎重に検討した結果、減損損失として131百万円を計上いたしました。(2)投資有価証券評価損(連結決算) 当社が保有する投資有価証券の一部について、取得価額に比べて実質価額が著しく下落したため、減損処理により投資有価証券評価損52百万円を計上いたしました。※上記の減損損失、投資有価証券評価損は、いずれも現金及び現金同等物の減少を伴うものではありません。5.2023年3月期通期連結業績予想数値の修正(2022年4月1日~2023年3月31日)・ 前回発表予想との差異の理由売上高:主に海外子会社を含めた研究支援事業が好調に推移し、売上高の増加を大きく牽引しました。さらに、新型コロナウイルスPCR検査事業についても堅調に推移いたしました。また、為替が業績予想時の想定より円安となったことも寄与し、業績予想の修正を行うことといたしました。営業利益及び経常利益:当初の業績予想から大きな変動はありません。当期純利益:前述のとおり、当社において減損損失及び投資有価証券評価損を計上することとなり、業績予想の修正を行うことといたしました。※本業績予想につきましては、当社が現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
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