三谷商、前期経常を一転4%増益に上方修正・2期ぶり最高益、配当も6円増額

配信元:株探
投稿:2023/05/09 17:00
 三谷商事 <8066> [東証S] が5月9日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の201億円→237億円(前の期は226億円)に17.9%上方修正し、一転して4.5%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の79.5億円→115億円(前年同期は126億円)に45.2%増額し、減益率が37.0%減→8.6%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の34円→40円に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、為替の影響や、建設資材や石油製品の需要の減少が想定よりも落ち込まなかったことなどから、前回公表値を上回る見込みであります。

 当社の利益配分に関する基本方針は、中長期的な観点から安定的に配当することを基本とし、将来のM&Aによる事業展開と業績の状況を総合的に勘案して決定することとしております。        期末配当金につきましては、通期の業績予想を鑑みて直近の配当予想から6円増配し1株当たり22円とし、年間配当予想を1株当たり40円に修正いたします。
配信元: 株探

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