ミツウロコG、前期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2023/04/21 16:00
 ミツウロコグループホールディングス <8131> [東証S] が4月21日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の95億円→140億円(前の期は29.2億円)に47.4%上方修正し、増益率が3.3倍→4.8倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の54.4億円→99.4億円(前年同期は5.9億円)に82.7%増額し、増益率が9.1倍→17倍に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→37円(前の期は25円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は電力事業において、発電事業者との相対契約の割合を増加させる等、電源調達先の分散化により価格高騰の影響を低減するとともに、販売単価の改善にも取り組むことで収益の改善を実現してまいりました。これに加え、2022年度第4四半期においては、電力卸売市場の価格が当初の想定を下回る水準で推移したことに伴い、電力仕入調達価格が当初の想定を下回る見込みとなりました。以上により、2023年3月期通期連結業績については業績予想を上方修正することといたしました。

  当社グループは、従来より株主の皆様に対して長期的な視点に立って、事業収益の拡大と財務体質の強化を通じた持続的な企業価値の向上を図り、安定配当の継続による株主の皆様への利益還元を充実していくことを重視しております。 上記の通り、通期連結業績予想を上方修正いたしましたことや直近の財務状況等を総合的に勘案した結果、2023年3月期の配当予想を前回予想時の32 円から37円に修正することといたしました。
配信元: 株探

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