シノブフズ、前期経常を23%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額(訂正)

配信元:株探
投稿:2023/04/18 14:00
 シノブフーズ <2903> [東証S] が4月18日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の15.5億円→19億円(前の期は15.4億円)に22.8%上方修正し、増益率が0.6%増→23.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の10.9億円→1億円(前の期は10.8億円)に90.6%下方修正し、一転して90.5%減益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.2億円→9.7億円(前年同期は6.9億円)に56.8%増額し、一転して41.6%増益計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の20円→21円(前の期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023年3月期の連結業績予想の売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響は未だ続いておりますが、行動制限が緩和され外出機会が増えたことなどから、コンビニエンスストアやスーパーマーケット向けの売上高は計画を上回る状況で推移し、前回予想を上回る見込みです。 営業利益、経常利益におきましても、原材料やエネルギー価格の高騰などが続いておりますが、主要食材の調達方法の見直しや製造経費の見直しに取り組み、前回予想を上回る見込みです。 一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、下記「特別損失(減損損失)の計上について」に記載のとおり、特別損失(減損損失)を計上いたしますので、前回予想を下回る見込みです。「特別損失(減損損失)の計上について」 当社大阪工場の有形固定資産において、土地の時価下落による減損の兆候が認められたことから、「固定資産の減損に係る会計基準」に従って、将来の回収可能性を検討した結果、大阪工場の収益に基づく回収可能価額まで減額し、2023年3月期連結決算及び個別決算において減損損失1,473百万円を特別損失として計上いたします。
配信元: 株探

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