◆ あれよあれよと… - “134円半ば”へ
「過度な米景気悪化懸念」が、昨日はさらに緩みました。
このため「米利上げ長期化」との思惑は継続し、米10年債利回りが“さらに上昇(→3.60%)”しました。
このため“ドル買い(戻し)”も継続する中、東京タイム序盤に“134円ライン”を上回ったドル円は、その後は同水準での“膠着”を経て、NYタイム中盤に“134.572円”へと駆け上がっていきました。
“下値の堅さ”がより上回ると見ていた筆者ではありましたが、『そこまでいくんだ…』というのが昨日の心象といえます。
ただ終値ベースでは“日足・一目均衡表先行スパン上限(本日も134.476円)”をまだ明確に超え切ったとはいい難いのが実状だけに、ここからの一歩が次なる方向性を探る大きな分水嶺になる…。
◆ “もう一段の上値模索”は当然期待されるところだが…?
昨日は「NY連銀製造業景況指数」を軽視した自分のミスですが、米10年債利回りの上昇が続くようなことがあると、“3/15高値(135.102円)”まで主だった上値メドが見当たらない以上、さらなる期待も募ろうかといったところです。
ただ直近の動向を踏まえれば、本日の「米住宅関連指標」はどちらかといえば“ネガティブ”に傾斜しやすい類の指標ということになります。
そうなると往き過ぎた動きは、当然ながら修正される…?
基本的には“下値の堅さ”がより上回ると考える筆者ではありますが、ここから先は引き続き“一筋縄ではいかない”との見方を継続したいところです。
もっともそれで崩れるとは思っていませんが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
137.150(200日移動平均線)
136.985(3/10高値、大台)
136.006(50週移動平均線、大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:135.102(3/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:135.000(大台)
上値3:134.749(3/8~3/24の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:134.664(+2σ)
上値1:134.572(4/17高値)
前営業日終値:134.481(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値1:134.269(4/17高値後の押し目)
上値2:134.000(大台、ピボット1stサポート、4/13~4/17の23.6%押し)
上値3:133.774(週足・一目均衡表転換線)
上値4:133.697(4/17安値)
上値5:133.599(4/13~4/17の38.2%押し、50日移動平均線、+1σ)
133.375(ピボット2ndサポート)
133.299(4/13~4/17の50%押し)
133.059(100日移動平均線、4/5~4/17の38.2%押し、4/13~4/17の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト、大台)
132.815(20週移動平均線)
132.692(4/5~4/17の50%押し)
132.567(日足・一目均衡表先行スパン下限、4/13~4/17の76.47%押し)
132.372(日足・一目均衡表基準線/転換線、20日移動平均線)
132.240(週足・一目均衡表先行スパン下限)
《10:45》
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