◆ 一転して「早期の米利上げ停止」は後退… - “133円後半”へ上昇
『一段の金融引き締めが必要(ウォラーFRB理事)』
『最近の統計はもう1回利上げと矛盾しない(ボスティック・アトランタ連銀総裁)』
これら発言から「早期の米利上げ停止」との思惑は後退し、代わって「米利上げ長期化」との思惑が再燃しました。
当然、米10年債利回りは“急上昇(3.41%→3.53%)”となり、幅広い通貨に対して“ドル買い(戻し)”が進行したことで、ドル円は“133.846円”へと上昇して先週末の取引を終えています。
◆ さらなる期待も膨らもうかといったところだが…?
こうした流れは週が明けても続いており、東京タイム序盤には“直近高値(12日高値:134.029円)”を上回る場面が見られました。
“日足・一目均衡表先行スパン上限(本日は134.476円)”をも上回れば、“3/15高値(135.102円)”までテクニカル的には主だった上値メドは見当たらず、その分だけ期待も募ろうかといったところです。
もっとも「5月0.25%利上げ」については、すでに短期金融市場で“79.5%”が織り込まれた相場形成がなされています。
このためここからさらに織り込みにかかるといった展開は、期待薄といわざるを得ないのが実状です。
そうなると“もう一段の上値追い”に関しても、やはり微妙と見ざるを得ない…?
“下値の堅さ”がより上回ると考える筆者ではありますが、ここから先は一筋縄ではいかないと見ながら、引き続き神経質なマーケットと対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
136.985(3/10高値、大台)
136.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
135.909(50週移動平均線)
135.102(3/15高値)
135.000(大台)
134.939(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:134.749(3/8~3/24の61.8%戻し)
上値4:134.476(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値3:134.275(+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値2:134.029(4/12高値、大台)
上値1:133.846(4/14高値)
前営業日終値:133.757(週足・一目均衡表転換線)
下値1:133.515(50日移動平均線)
下値2:133.275(+1σ)
下値3:133.097(100日移動平均線)
下値4:133.000(大台)
下値5:132.796(20週移動平均線)
132.669(ピボット1stサポート)
132.567(日足・一目均衡表先行スパン下限)
132.372(日足・一目均衡表基準線/転換線、20日移動平均線)
132.240(週足・一目均衡表先行スパン下限)
132.169(4/14安値)
132.025(4/13安値、大台)
131.917(4/5~4/12の61.8%押し)
131.826(4/10安値)
131.580(ピボット2ndサポート)
131.470(4/7安値)
131.277(-1σ)
《10:45》
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