ラオックスは堅調、セブン＆アイからのバーニーズジャパンの株式取得を材料視◇

　ラオックスホールディングス<8202.T>が堅調。６日の取引終了後、アパレルを中心としたセレクトショップの「バーニーズ　ニューヨーク」の運営会社であるバーニーズジャパン（東京都千代田区）の全株式をセブン＆アイ・ホールディングス<3382.T>から取得し、子会社化すると発表。これを材料視した買いが集まったようだ。

　バーニーズ　ニューヨークは２月末時点で日本国内において旗艦店６店舗、アウトレット店４店舗を展開するほか、国内ＥＣサイトも運営する。バーニーズジャパンの高いブランド力と、ラオックスのインバウンド事業のノウハウなどの活用による事業領域の拡大が、持続的な成長と企業価値の向上に有効と判断した。２３年１２月期の業績への影響は精査中で、修正が必要と判断される場合には速やかに開示するとした。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS