◆ “巻き戻し”+“リスク選好” - 急反発
「金融システムへの懸念」はさらに緩み、“リスク回避の巻き戻し”は継続しています。
一方で「株高の連鎖」も目立ったことで、昨日は“リスク選好→円売り”も台頭する場面が見られました。
さらに「スポット取引の月内(日本は年度内)最終応当日」に絡んだ“特殊要因”も加わったことで、ドル円は“132.874円”へと駆け上がっていきました。
◆ 本日も“特殊要因”が攪乱材料…?
「スポット取引の月明け(日本は年度明け)最初の取引日」ということもあり、本日も“特殊要因”はマーケットを攪乱すると見るのが自然です。
ただ“同様の動き(円売り)”となるかは甚だ微妙であり、実際には“逆の動き(逆の動き)”となる可能性が否めないところです。
特に本日は「株式の権利落ち」も重なっているだけに、「株高の連鎖」も剥落する可能性は高そうに思います。
そうなると昨日の急上昇に対する“利益確定売り”が入る可能性が否めず、“さらなる上値追い”を期待するというのは…?
◆ テクニカル的には“分水嶺”の真っただ中…!?
テクニカル的に見ると、“日足・一目均衡表の雲(本日は131.954‐132.703円)”に当たっています。
このため上抜けると“さらなる上値追い”も十分に期待できる水準といえますが、一方で前記した“(一旦の)利益確定売り”が入りやすい状況でもあります。
崩れるようには見えませんが、本日に関しては“上値の重さ”をより意識せざるを得ないところかもしれませんね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
135.102(3/15高値)
135.000(大台)
134.749(3/8~3/24の61.8%戻し)
134.272(ピボット2ndレジスタンス)
133.945(100日移動平均線、大台)
上値5:133.822(3/16高値、日足・一目均衡表基準線、3/8~3/24の50%戻し)
上値4:133.718(3/17高値)
上値3:133.550(ピボット1stレジスタンス)
上値2:133.441(20日/20週移動平均線)
上値1:132.997(3/22高値、週足・一目均衡表転換線、大台)
前営業日終値:132.827(50日移動平均線)
下値1:132.703(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:132.403(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:132.111(3/24~3/29の23.6%押し)
下値4:132.000(大台)
下値5:131.639(3/24~3/29の38.2%押し)
131.380(-1σ、ピボット1stサポート)
131.258(3/24~3/29の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
131.000(大台)
130.876(3/24~3/29の61.8%押し)
130.753(3/29安値)
130.407(3/28安値、3/24~3/29の76.4%押し)
《10:45》
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