スタティアＨ、今期経常を12％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　スターティアホールディングス <3393> [東証Ｐ] が3月28日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の16億円→17.9億円(前期は5.5億円)に11.9％上方修正し、増益率が2.9倍→3.2倍に拡大し、従来の8期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.5億円→8.4億円(前年同期は2.8億円)に29.2％増額し、増益率が2.3倍→3.0倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→41円(前期は14円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年２月10日発表の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」以降も、IT インフラ関連事業において、特に情報セキュリティの主力製品である UTM（統合脅威管理）を中心としたネットワーク機器の導入などのソリューション案件に顧客のニーズが大幅に集中したことから、収益性の向上に寄与いたしました。　以上のことから、通期連結業績における売上高および営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益当期の全利益段階において増加する見通しのため、当初の業績予想の上方修正を行うことといたしました。

　　当社グループは、株主の皆様への利益還元重視の姿勢を明確にするとともに、株主層の拡大を図る為、連結ベースの配当性向30%を目処に、安定的かつ継続的な配当を行うことを基本方針としております。　上記１に記載のとおり、親会社株主に帰属する当期純利益に関する予想を修正することに伴い、配当方針に沿った配当予想に修正するものであります。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。