三井不が反発、年内利下げ観測台頭で低金利メリットの不動産株を物色◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/03/27 10:21
三井不が反発、年内利下げ観測台頭で低金利メリットの不動産株を物色◇  三井不動産<8801.T>が反発。三菱地所<8802.T>住友不動産<8830.T>野村不動産ホールディングス<3231.T>など不動産株が総じて堅調に推移しており、東証の業種別指数の「不動産業」は上昇率の上位に入っている。

 前週末24日の欧米市場では、ドイツ銀行<DB>のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の上昇と同社株の急落を背景に、安全資産と位置付けられる国債が買いを集め、債券相場に上昇(金利は低下)圧力が掛かった。このところの金融システム不安を背景に、FRBの年内の利下げ観測が台頭するなど、内外金利の先高観が後退しつつあるなか、低金利環境が業績にポジティブな影響をもたらすとの期待から、不動産株が物色されているようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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