ラバブルＭＧ、今期経常を一転58％減益に下方修正

　ラバブルマーケティンググループ <9254> [東証Ｇ] が3月15日大引け後(17:35)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の2億0100万円→7800万円(前期は1億8700万円)に61.2％下方修正し、一転して58.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億0600万円→8300万円(前年同期は4900万円)に59.7％減額し、増益率が4.2倍→69.4％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期の連結業績予想につきまして、売上高は本年２月のTwitter社のAPIの変更告知の影響でSaaS型運用支援ツールの「ATELU」においてインスタントウィンキャンペーンを一時的に見合わせる企業が増え、SNSマーケティング事業の一部サービスにおいては売上が減少となりましたが、全体的にはSNSマーケティング事業及びDX支援事業の両セグメントの売上が堅調に拡大することで、計画通りの着地を見込んでおり、売上高につきましては前回予想を据え置きいたします。　一方で、上記のTwitter社のAPIの変更告知の影響等で、利益率の高いキャンペーンの受注減少による利益の押し下げ（計画比10百万円減）、体制強化のための採用教育費（計画比20百万円増）、M&Aや資本業務提携の検討に係る費用（計画比15百万円増）、本社移転による地代家賃（９百万円増）、研究開発費（計画比８百万円増）などの販管費が増加したことにより、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回公表した業績予想を下回る見込みとなったため、業績予想を修正いたします。　（注）上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる場合がございます。