決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 神戸物産、ヤーマン、MSOL (3月14日発表分)

配信元:株探
投稿:2023/03/15 15:22

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の3月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 ヤーマン <6630>
 23年4月期の連結経常利益を従来予想の96億円→62億円(前期は80.6億円)に35.4%下方修正し、一転して23.1%減益見通しとなった。

▲No.5 正栄食 <8079>
 23年10月期の連結経常利益を従来予想の30億円→24.5億円(前期は40.9億円)に18.3%下方修正し、減益率が26.7%減→40.2%減に拡大する見通しとなった。

▲No.6 巴工業 <6309>
 23年10月期第1四半期(22年11月-23年1月)の連結経常利益は前年同期比1.6%減の5.5億円となり、通期計画の29.7億円に対する進捗率は18.5%となり、5年平均の20.8%とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<6630> ヤーマン    東P   -28.49   3/14   3Q   -13.00
<7033> MSOL    東P   -19.24   3/14   1Q    23.32
<2424> ブラス     東P   -10.17   3/14  上期    96.56
<3657> ポールHD   東P   -5.81   3/14 本決算    18.15
<8079> 正栄食     東P   -5.43   3/14   1Q   -58.49

<6309> 巴工業     東P   -4.81   3/14   1Q    -1.61
<3038> 神戸物産    東P   -2.39   3/14   1Q   -72.24
<3539> JMHD    東P   -1.59   3/14  上期    8.13

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース
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