乃村工芸社、前期経常を27％下方修正

　乃村工藝社 <9716> [東証Ｐ] が3月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年2月期の連結経常利益を従来予想の45.5億円→33.2億円(前の期は55.9億円)に27.0％下方修正し、減益率が18.7％減→40.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34億円→21.7億円(前年同期は45.6億円)に36.1％減額し、減益率が25.3％減→52.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年 2月期通期連結業績につきましては、各プロジェクトを着実に遂行した結果、売上高は前回発表予想を若干上回る見通しとなっております。 　一方、利益面におきましては、資材価格の上昇のほか各市場分野において価格競争激化の影響を受けたことから各利益項目につきましては前回発表予想を下回る見通しとなりました。 　なお、配当予想につきましては 2022年4月7日公表の内容から変更はありません。 （注）上記の連結業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報および合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因により異なる結果となる可能性があります。