◆ 膠着… - “134円前半”が中心
昨日は「米国市場休場(プレジデント・デー)」ということもあり、狭いレンジ内での動きを強いられました。
欧州タイム序盤にかけて“134.359円”へと上値を伸ばす場面も見られましたが、“東京タイム高値(134.538円)”には届きませんでした。
一方でNYタイム序盤にかけて“133.921円”へと値を落とす場面も見られましたが、“先週末安値(133.915円)”と面合わせに留まっています。
こうして「米利上げ長期化」への思惑は根強いものの、“135円台”に到達した「上値達成感」もあり、「方向感定まらず」を脱するには至りませんでした。
◆ “待ちの姿勢”が基本…?
本日は「米・欧・英で製造業/サービス業のPMI」「独ZEW景況感指数」「米中古住宅販売件数」等、数多くのイベントが予定されています。
さらに「米2年債入札」も予定されていますので、“それらを見た上で”との意識に傾斜しやすいと見られます。
何より3連休明けとなる「米国勢の動向」を見極めたいとの意識が働きやすく、それまでは“様子見(待ちの姿勢)”となる可能性が否めないところです。
◆ ただし相反する思惑が並立する状況では… - 短期金融市場
もっとも短期金融市場では「米3月0.50%利上げ」を“20%強”再び織り込み始めている反面、「米12月0.25%利下げ(年内利下げ)」も“40%弱”を織り込んだままとなっています。
しかもここが“1番人気(据え置き予想よりも多い)”と相反する思惑を織り込んでいる以上、前者に傾斜すれば“ドル買い”、後者が巻き返せば“ドル売り”が如実に表れる可能性は十分…。
“様子見(待ちの姿勢)”もあり、本日も“膠着”が先行するとは考えますが、「いつ動き出すかわからない」という意識は持っておく必要がありそうです。
そして一旦“跳ね返された”状況を踏まえれば、個人的には“(動くなら)上方向”と考えながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
136.981(200日移動平均線、大台)
136.671(22/10/21~23/1/16の38.2%戻し)
136.546(20週移動平均線)
136.000(大台)
135.295(+2σ)
上値5:135.192(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:135.089(2/17高値、大台)
上値3:134.865(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:134.706(50週移動平均線、2/17高値後の61.8%戻し)
上値1:134.538(2/20高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:134.285
下値1:134.000(大台、ピボット1stサポート)
下値2:133.915(2/17-20安値)
下値3:133.617(2/16安値、ピボット2ndサポート)
下値4:133.450(+1σ)
下値5:133.341(ピボットローブレイクアウト)
133.072(2/10~2/17の38.2%押し、大台)
132.530(2/15安値)
132.449(2/10~2/17の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
132.000(大台)
131.826(2/10~2/17の61.8%押し、日足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線)
《10:25》
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