大日精、今期経常を35％下方修正

　大日精化工業 <4116> [東証Ｐ] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比54.1％減の32.1億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の48億円→31億円(前期は83.1億円)に35.4％下方修正し、減益率が42.3％減→62.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の23.4億円→6.4億円(前年同期は32.9億円)に72.6％減額し、減益率が28.9％減→80.5％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比61.8％減の7.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.6％→2.3％に大幅悪化した。

株探ニュース