昭和化、今期経常を一転42％増益に上方修正

　昭和化学工業 <4990> [東証Ｓ] が2月10日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比77.9％増の6億8500万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億8000万円→6億8000万円(前期は4億7900万円)に78.9％上方修正し、一転して42.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の9700万円の赤字→2億0300万円の黒字(前年同期は2億3800万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比44.4％増の2億0800万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.4％→5.4％に改善した。

株探ニュース