日清オイリオ、今期経常を13％上方修正・2期ぶり最高益更新へ

　日清オイリオグループ <2602> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比43.7％増の147億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の133億円→150億円(前期は126億円)に12.8％上方修正し、増益率が5.2％増→18.6％増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34億円→51億円(前年同期は54.7億円)に49.9％増額し、減益率が37.8％減→6.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.0％増の48.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5％→3.5％に改善した。

株探ニュース