大同メ、今期最終を赤字拡大に下方修正

　大同メタル工業 <7245> [東証Ｐ] が2月9日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は23.7億円の赤字(前年同期は19.4億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の21億円の赤字→31億円の赤字(前期は18.9億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.7億円の黒字→6.2億円の赤字(前年同期は7億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比86.7％減の1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.4％→3.8％に悪化した。

株探ニュース