桜井製、今期経常を赤字拡大に下方修正

配信元:株探
投稿:2023/02/08 14:00
 桜井製作所 <7255> [東証S] が2月8日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は2億4900万円の赤字(前年同期は1億5200万円の黒字)に転落した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の2億2000万円の赤字→3億円の赤字(前期は1億8800万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7800万円の赤字→1億5800万円の赤字(前年同期は4700万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1億0700万円の赤字(前年同期は1100万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の-3.4%→-9.7%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 連結業績予想につきましては、売上高は4,590百万円を見込んでおります。利益面につきましては自動車部品製造事業における自動車メーカーの半導体不足による減産やエネルギー価格の高騰等及び工作機械製造事業における製造原価の増加等の理由により営業利益は前回予想を下回る見込みとなりました。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は為替差益が見込まれるものの上記と同様の理由により、前回予想を下回る見込みとなりました。個別についても連結と同様の理由によるものであります。
配信元: 株探

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