三井倉ＨＤ、今期経常を一転3％増益に上方修正・最高益、配当も6円増額

　三井倉庫ホールディングス <9302> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比21.3％増の221億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の249億円→264億円(前期は255億円)に6.0％上方修正し、一転して3.3％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の104億円→119億円(前年同期は138億円)に14.3％増額し、減益率が24.4％減→13.6％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の181円→187円(前期は129円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.9％増の76.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.5％→9.9％に改善した。

株探ニュース