富士興、今期経常を一転39％減益に下方修正、配当も11円減額

　富士興産 <5009> [東証Ｓ] が2月6日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比14.9％減の3.7億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の7.4億円→3.5億円(前期は5.7億円)に52.7％下方修正し、一転して39.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→1.8億円(前年同期は4億円)に67.8％減額し、一転して54.4％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の81円→70円(前期は109円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比22.0％減の2.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の1.4％→1.1％に悪化した。

株探ニュース