ティラド、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も80円減額

　ティラド <7236> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:25)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は3.7億円の赤字(前年同期は30.8億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の15億円の黒字→37億円の赤字(前期は36億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の11.9億円の黒字→40億円の赤字(前年同期は17.3億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、従来80円を計画していた下期配当は見送る方針とした。年間配当は80円(前期は160円)となる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は6.8億円の赤字(前年同期は12.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.4％→-0.3％に大幅悪化した。

株探ニュース