日ケミコン、今期経常を8％上方修正

　日本ケミコン <6997> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比36.1％増の78億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の88億円→95億円(前期は80.3億円)に8.0％上方修正し、増益率が9.5％増→18.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の39.9億円→46.9億円(前年同期は47.1億円)に17.5％増額し、減益率が15.2％減→0.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比24.5％増の30億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の7.2％→9.7％に改善した。

株探ニュース