中発条、今期経常を46%下方修正、配当は32円を未定に変更

配信元:株探
投稿:2023/02/02 14:20
 中央発條 <5992> [東証P] が2月2日後場(14:20)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.0%減の15.4億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→14.5億円(前期は34.3億円)に46.3%下方修正し、減益率が21.4%減→57.8%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.5億円の黒字→5.9億円の赤字(前年同期は28.1億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 同時に、従来32円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は4.9億円の赤字(前年同期は14.3億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の3.7%→0.6%に大幅悪化した。

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