ファイズＨＤ、今期経常を17％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額

　ファイズホールディングス <9325> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の9.6億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.9億円→10.4億円(前期は5.7億円)に16.9％上方修正し、増益率が55.6％増→81.8％増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.4億円→4.9億円(前年同期は4.3億円)に43.2％増額し、一転して14.8％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→18円(前期は無配)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の4.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.7％→6.0％に改善した。

株探ニュース