東邦システム、今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2023/01/31 13:00
 東邦システムサイエンス <4333> [東証P] が1月31日後場(13:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比10.5%増の11.7億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の13.7億円→15億円(前期は13.3億円)に9.4%上方修正し、増益率が3.1%増→12.8%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の6.3億円→7.6億円(前年同期は6.4億円)に20.5%増額し、一転して18.1%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の35円→40円(前期は30円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比15.4%増の4.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.3%→11.2%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
   2023年3月期通期の業績につきましては、通信、公共、流通、放送領域等、活況なDX案件や損害保険を中心とした大規模な基幹系システムの刷新案件の受注が順調に推移したことにより、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益ともに当初予想を上回る見込みとなりました。※上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

   当社は、株主の皆様に対する利益還元は経営の最重要課題と位置付け、企業としての競争力の向上と企業価値の最大化の追求によって、長期かつ安定的な配当を継続するとともに業績や内部資金の確保などを総合的に判断し、配当性向は40%程度とすることを基本方針としております。  以上の方針に基づき、2023年3月期の期末配当につきましては、業績が堅調に推移していることを勘案し、1株当たり5円の増配を実施することといたしました。これにより、2023年3月期の1株当たり期末配当金は20円となり、年間配当予想は1株当たり40円、配当性向は47.3%となる見込みです。
配信元: 株探

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