LAホールデ、前期経常を5%下方修正

配信元:株探
投稿:2023/01/19 12:00
 LAホールディングス <2986> [東証G] が1月19日昼(12:00)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の39億円→37億円(前の期は28.4億円)に5.1%下方修正し、増益率が37.0%増→30.0%増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の27億円→33億円(前の期は19.5億円)に22.2%上方修正し、増益率が37.8%増→68.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の31.8億円→29.8億円(前年同期は14億円)に6.3%減額し、増益率が2.3倍→2.1倍に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループは、資金調達力の向上を背景に都心部の好立地にて大型案件の仕入れを強化し、商品の高付加価値化を追求してまいりました。 新築不動産販売部門における高付加価値戦略が奏功し、各プロジェクトの利益が想定よりも大幅に増加したことに伴い、2022年7月28日に公表いたしました通期連結業績予想の各段階利益は達成する見込みとなりました。そのため、当社グループは、新築不動産販売部門の一部プロジェクトに関してより高い利益を目指すなど、販売方針の一部見直しなどを行いました。この結果、売上高は前回予想を下回る見込みとなりました。 また、営業利益及び経常利益は前回予想を僅かながら下回る見込みとなりましたが、その要因は、2022年12月30日付で簡易株式交換にて取得いたしました株式会社ファンスタイルHDの取得関連費用の計上によるものです。他方、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益(負ののれん発生益)が見込まれることから、前回予想より20%を超えて上回る見込みとなりました。 結果、上記の通り修正を行うものであります。
配信元: 株探

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