松屋Ｒ＆Ｄ、今期経常を32％上方修正

　松屋アールアンドディ <7317> [東証Ｇ] が1月16日昼(11:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の4.3億円→5.7億円(前期は4億円)に32.2％上方修正し、増益率が6.6％増→40.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.4億円→2.8億円(前年同期は3.1億円)に96.6％増額し、減益率が53.7％減→8.9％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　直近の実績を織り込みながら、最新の顧客内示情報をもとに見直した結果、特にメディカルヘルスケア事業の血圧計腕帯を中心に受注が回復傾向にあるほか、生産ラインの見直しによる費用削減に努めた結果、各段階利益が当初予想を大幅に上回る見込みとなったことから、業績予想を修正しました。　なお、対前年比では売上高1.15倍、連結営業利益は1.54倍、連結経常利益は1.40倍、親会社株主に帰属する当期純利益は2.42倍となる見込みとなります。　現時点の情報に基づき保守的に策定していますが、今後の業績動向を踏まえ、修正の必要が生じた場合には速やかに公表します。