サーバワクス、今期経常を23%上方修正

配信元:株探
投稿:2023/01/13 15:00
 サーバーワークス <4434> [東証P] が1月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.9%増の5.6億円となった。
 併せて、通期の同利益を従来予想の4.5億円→5.5億円(前期は6.5億円)に23.2%上方修正し、減益率が30.6%減→14.5%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.2億円→2.2億円(前年同期は2.9億円)に86.1%増額し、減益率が58.1%減→22.0%減に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.1%増の2.3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の6.0%→3.2%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループは、クラウド専業インテグレーターとして、AWSを中心としたクラウド基盤に関するコンサルティング、基盤構築・運用、クラウドサービスの機能強化、並びにシェア獲得によるビジネスの拡大に尽力してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響から回復したことによる受注環境の改善、顧客のAWS利用の増加及び、為替相場の好影響等に加え、2022年6月30日付で株式会社トップゲートを連結子会社化するなどM&Aを活用した事業拡大も奏功し順調に成長することができました。一方で、通期業績予想の達成を前提とした特別一時金の支給に加えて、連結対象となる株式会社G-genは設立間もないこともあり売上獲得の為の労務費及び人件費等のコストが先行して発生しており、売上原価、販管費が増加する見込みでありますが、2023年2月期の通期業績予想におきましては、売上高が大幅に増加した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益すべての各利益においても前回発表予想を上回る水準で推移する見込みとなりました。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び、将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
3,135.0
(07/19)
-65.0
(-2.03%)