Jテック・Cが急反発、半導体業界向けにニッチトップの実力開花へ
ジェイテックコーポレーション<3446.T>が6日ぶりに急反発。足もとで個別材料株物色の流れが復活しており、ここ調整色を強めていた同社株にもリバウンド狙いの買いが流入した。高精度X線集光ミラーや自動細胞培養装置などの理化学機器を製造するが、X線集光ミラーは半導体業界の次世代EUV露光装置向けへの展開が見込まれており、具体的にはオランダの露光装置大手ASMLホールディング<ASML>からの受注に期待が高まっている。一方、装置メーカーとしての実力も発揮している。SiCやGaNなどを素材とした次世代パワー半導体の製造工程で、同社独自のCARE加工技術を駆使した次世代半導体ウエハー研磨装置の開発を進め、オーダーメイド受注のため製品は手元にはないが「技術的には開発に成功している段階にある」(会社側)としている。
出所:MINKABU PRESS
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