中国電が一時5%を超す下げ、電力3社にカルテル課徴金と伝わる◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/11/28 09:48
 中国電力<9504.T>が5日ぶり急反落。下落率は一時5%を超えた。前週末25日取引終了後、日本経済新聞電子版が「企業向け電力の供給などを巡ってカルテルを結んだとして、公正取引委員会は25日、独占禁止法違反(不当な取引制限)で、中国電力、九州電力、中部電力の大手電力3社などに課徴金納付を命じる方針を固めた」と報じた。中国電や中部電力<9502.T>九州電力<9508.T>に対しては、報道を悪材料視した売りが膨らんだ。

 報道によると、各社は関西電力<9503.T>と「特別高圧電力」や「高圧電力」の供給で、互いの管轄区域で営業をしないよう、顧客獲得を制限するカルテルに順次合意したという。関西電は違反を自主申告したことに伴い、行政処分を免れたもようだと伝えている。課徴金の総額は少なくとも数百億円とみられ、過去最高となる見通しだとしている。

 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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