日精樹脂、上期経常は42％増益で上振れ着地

　日精樹脂工業 <6293> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比42.5％増の17億円に拡大し、従来予想の14.5億円を上回って着地。
　通期計画の31億円に対する進捗率は55.1％となり、5年平均の52.3％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比20.0％減の13.9億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比6.2％増の5.8億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の6.6％→5.7％に悪化した。

株探ニュース