■今後の見通し
ニッソウ<1444>の2023年7月期の業績見通しは、売上高は前期比6.6%増の3,735百万円、売上総利益は同9.3%増の938百万円、営業利益は同12.0%減の193百万円、経常利益は同6.7%減の193百万円、当期純利益は同9.9%減の123百万円としている。売上面では、ペントアップディマンドによって拡大した工事単価がやや落ち着くとの想定から6.6%の成長を予想している。新規営業所の開設と増員によって新規顧客の開拓が引き続き好調に推移する想定も加わり、2023年7月期の工事件数は前期比2,883件増の15,360件と前期に続く過去最高の更新を見込んでいる。上場による知名度の向上や共用部工事などの対応可能な工事種目増加による高単価案件の受注が想定を上回って推移すれば、売上高は予想を上振れて着地する可能性もあると弊社は考える。利益面は、将来の業績の拡大・株主価値の向上に向けて先行投資を行うことから、前期比で減少を見込んでいる。
先行投資については、2023年7月期に人材採用を中心に投資を実施する予定である。同社は業績への寄与は2024年7月期、2025年7月期を見込んでおり、2023年7月期は将来の成長スピード加速に向けた土台を整える段階と言えそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<SI>
ニッソウ<1444>の2023年7月期の業績見通しは、売上高は前期比6.6%増の3,735百万円、売上総利益は同9.3%増の938百万円、営業利益は同12.0%減の193百万円、経常利益は同6.7%減の193百万円、当期純利益は同9.9%減の123百万円としている。売上面では、ペントアップディマンドによって拡大した工事単価がやや落ち着くとの想定から6.6%の成長を予想している。新規営業所の開設と増員によって新規顧客の開拓が引き続き好調に推移する想定も加わり、2023年7月期の工事件数は前期比2,883件増の15,360件と前期に続く過去最高の更新を見込んでいる。上場による知名度の向上や共用部工事などの対応可能な工事種目増加による高単価案件の受注が想定を上回って推移すれば、売上高は予想を上振れて着地する可能性もあると弊社は考える。利益面は、将来の業績の拡大・株主価値の向上に向けて先行投資を行うことから、前期比で減少を見込んでいる。
先行投資については、2023年7月期に人材採用を中心に投資を実施する予定である。同社は業績への寄与は2024年7月期、2025年7月期を見込んでおり、2023年7月期は将来の成長スピード加速に向けた土台を整える段階と言えそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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