日本一ソフト、今期経常を14%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/11/11 15:00
 日本一ソフトウェア <3851> [東証S] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比50.9%減の6.3億円に大きく落ち込み、従来予想の8億円を下回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の14.3億円→12.3億円(前期は16.8億円)に13.7%下方修正し、減益率が15.1%減→26.8%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比52.5%増の6億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比66.1%減の1.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の36.2%→14.0%に急低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期の連結業績につきましては、海外市場における新作タイトル及び過去作のリピート販売の売上が、巣ごもり需要の減少等の影響を受け、前回予想時と比較して低調に推移したことにより、売上高、営業利益が前回予想を下回りました。また、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、昨今の円安の影響により為替差益を計上したものの、上記の理由から前回予想を下回りました。 個別業績につきましては、国内タイトルの売上が計画通りに推移したことに加え、円安の影響を受け為替差益を計上したことにより、経常利益、四半期純利益が前回予想を上回りました。 通期連結予想につきましては、第2四半期までの業績及び為替の値動き等を踏まえ、今後の海外市場の売上計画を見直した結果、連結業績予想の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに下方修正いたしました。 なお、通期個別業績予想につきましては、第2四半期までの業績及び為替の値動き等を考慮し、売上高、経常利益、当期純利益を上方修正いたしました。
配信元: 株探

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